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2016年2月 4日 (木)

自分に正直になること。

基礎講座を受講中のSさんは私より少しだけお姉さんですが、カラーの事はもう5年以上前から気になって習おうかずっと迷ってたそうです。

着付けの師範免許や美容師免許を取られたりと、人から見たら「スゴイ!」と言う事をされているのですが、ご本人の中では「自分よりも後輩がどんどんと成長して大きくなって行ってるのに比べて自分は……」という気持ちが強いようです。

また、昨日説明を聞きに来られたOさんは、今は主婦とのことですが、以前の職業は「花形」の!!!誰もが一度は憧れる!!!あの!ご職業だったそうです。

…にも関わらず華やかな業界で何となく自分は違う…という違和感があったそうです。

私も含めて周りからよく聞く意見で「ちょこっと習っただけで技術はまだまだなのに、すぐに仕事にしてお金をもらうのって、どうなの?」的な事。。。

まあ私も未経験でスクールを始めたのでその点アレですけど…
一応1級の資格取るまでに3年(落ちたからですが笑)かかり、色彩講師養成講座は通うのは月に2度でしたが課題は超ハードでした。スクールを始める数ヶ月前に仕事も辞めて準備を始めました。

それ位に真剣だったので、確かに「片手間」感ある人が増えたなあという印象もあります。

また、開校当初は今ほどネットの威力が大きくなかったので、お稽古雑誌に載せたりで、広告代は家賃と同じ位かかっていましたね〜。

それが、ブログで簡単集客とかどやねん!!と数年前は憤って居たときもありました(笑)
さすがに、今は思いません。時代が変わったんやなと。私も今は広告代はほとんど掛けていませんし…。

「わぁー  すぐにお仕事にしちゃって」とか
「あんまり上手じゃなかったのに、もう教えてるんだ?」とか
「少し習っただけですぐに○○のプロ?」とか

昨日も話題になったその感じ、むちゃくちゃよくわかります。
私も普段は意識してませんし、どうでも良い事はホントにどうでも良いし譲りますが恐らく根は負けず嫌いなので…。

私は拡大させていくのが苦手なタイプなので、10年以上この仕事している割には組織にもなってないし、秘かにコンプレックスに感じて来た事が多々あります。
そういう「あんな風には自分はできないよなあ…」という気持ちの中には、確実に「やっかみ」が含まれているよなあと…。そう言うとOさんは「わかります!そうです」とおっしゃいました。

そのコンプレックスはどうやって解消するのかと言えば、人は関係なくて、自分が自分に対してOKを出せる事をやって行くしかないのです。自信があるとかないとか、「自分」「信じる」なのに、なぜか他人を軸にしてしまう…

人は無意識の恐れが多々あって、傷つきたくないし失敗もしたくない。
なので「本気」の事を後回しにしてしまう事も多くあるように思います。
本気じゃない事であれば、自分への言い訳も簡単にできますから…。

私にとっての大筋である「カラー」から離れた事はありませんが、それでも何か軸がぶれてしまったり、無駄な事に時間を割いてしまったりする事は何度もありました。

誰かと組んでいる事、何かの集まり所属している安心感。
SNSで発信する「リア充」アピール。

一体、誰に向けてアピールしたいんだか。。。

でもネットでもSNSやり過ぎで精神的に落ち込むと言う記事を見る事もありますし、多くの人が同じ様な思いを抱えてるんじゃないかなと思います。

受講中のSさんが抱えているコンプレックスもとても良く理解ができるので、
「弱みを強みに変える」ではないですが、「これこれこういう方向性で、コンセプトで行けばムリが無いし今までの経験も生かせるのでは」という話をしていますが

元は頑張り屋さんに違いないSさんなので「楽しくなって来ました」と未来への希望を感じてもらえているようで良かったなと思いつつ。

カラーのレッスンと言えど、その時その時でテーマがあるなあ、そしてそれなりに答えてあげられる自分の成長も感じた今日この頃でした。

ずっと強く心に思ってたら、時間はかかってもその方向に向かう事ができる、という事を経験から信じています。

立春が本当の新年と言いますし、カラーであれ、何であれ、本気でやりたい事のスタートを切るのはいかがでしょうか

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